日本メディカル ニュートリション協議会は、急速に発展している
治療食品業界市場の「適切な情報提供」と、「公正な市場環境の創造」を
目指すと共に、医療・福祉へのさらなる貢献も目指しております。

公正な市場環境を創造する

  医療・福祉をめぐる様々な改革が推進されているなか、栄養療法も真の重要性が認識されており、医療・福祉関連施設で使用されている食品(以下、「いわゆる治療食品」または「本食品」という)の市場規模は1千5百億円を超えるとされています。
  この様な環境下、本食品の需要の更なる拡大に伴い、本食品を医療・介護の現場で安全・適正に使って頂くために、より現場に則した製品説明が求められている現状を黙視することができない時代になったと言えます。
 さらに制度上においても、例えば現在「特別用途食品」という食品表示制度がありますが、本食品の普及と安全・適正な使用のためには、今ある制度のさらなる活用を提言する必要があるように思われます。
 そこで、この分野で事業活動を営む法人が集い、このような課題の解決に取り組み、いわゆる治療食品業界の健全な発展を図るべく「日本メディカル ニュートリション協議会」を設立するに至りました。
 本協議会では、いわゆる治療食品に係る情報提供の在り方、販売活動の在り方、更には制度上の課題等について調査・研究し、業界自主基準の策定、並びに運用、行政への要望活動等を通じて、いわゆる治療食品が使用されている現場に即した適切な情報提供と公正な市場環境創造を目指して参ります。